准看10年→正看の新人扱いは「理不尽」?

正看・准看を取り巻く根強い問題

看護師の人材不足がますます深刻化している今、准看護師制度の廃止問題が延期されている現状があります。
『ナース人材バンク』の姉妹サイト『ナース専科コミュニティ』で行った投票結果では、待遇や教育の差などから考えて、准看護師は廃止すべきだという方が約6割にも達しました。現場では色々な悩みも出ているようです。

その一つに、准看護師から正看護師になった方が、いくら経験を積んでいても、正看護師としてスタートする際には、給与が下がったり、改めて教育を受けなくてはならないことに対する不満があります。

准看護師から正看護師 新人扱いに不満あり!

『ナース専科コミュニティ』では、准看護師経験が10年以上もあるのにもかかわらず、正看護師の資格を取得後、新人教育を受けなくてはならないことに対して不満を感じているという看護師さんからの投稿がありました。
経験を積んできたプライドやこれまでのがんばりが評価されない現状があることは事実のようです。
これに対して、あなたはどう思いますか?

そもそもまったく別の資格?

准看護師経験10年の正看護師さんに対し、次のような意見が出ています。

「正看護師と准看護師は、資格の内容が違う」

「准看護師は医師や看護師の指示で処置をするが、正看護師は自分の判断で処置や指示をするから、新たな経験が必要。そのためには新人教育も必要なのではないか」

確かに病院としてはこれまでの経験を活かしてもらいつつ、正看護師としての責任の重さと、これまでとの変化を認識してもらうために、新人扱いにしているところもあるのかもしれません。

ものは考えよう!「新人扱い」にはメリットもある

「新人扱い」はプライドが許さないところもあるかもしれませんが、考えようによってはメリットが豊富です。

・知っていることでも再確認できる・復習になる
・新人教育を受けることで今後の仕事に対する不安が解消される
・医学は日進月歩なので知らないことは日々増えていく。研修が受けられるのは得
・経験してきたことを一から見直せる機会はありがたい

「新人研修」としてではなく、スキルアップのための機会ととらえると有意義かもしれませんね。

現場の看護職や看護協会は、准看護師制度の廃止に意欲的ですが、当面は存続していきそうです。
日本医師会が制度廃止に難色を示しているからです。
地方の小規模病院を持つ日本医師会は、人件費削減のためにも、准看護師を多く起用している現状があります。

今後も、准看護師の微妙な立場にもとづく問題や悩みは尽きないことでしょう。

自分の今ある資格や経験を活かして働きたいという方は、ぜひ看護師転職のプロである『ナース人材バンク』のコンサルタントへご相談を。あなたの希望条件、キャリアプランに合った求人をご提案します。


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