十数万人の看護師が消える?リストラ候補3つの特徴

10年後、看護師が余る時代がやってくる

2014年の診療報酬の見直しで、政府は、2025年に向けて医療構造を大改革することを発表しました。
コストがかさむ7:1病床の資格条件を厳しくし、現病床数の4分の1にあたる9万床を削減。
その分、急性期を脱した患者を受け入れる病院を増やしたり、在宅医療を強化するというものです。

今後、7:1病床が削減されれば、病院勤務の看護師は不足するどころか余る可能性があります。
実に10数万人もの病院看護師がリストラされる、という見方もあるようです。

「もしかして私もリストラ対象・・・?」と不安な方へ、ここでは「リストラされやすい看護師の3つの特徴」を解説。看護師として生き残るためのヒントも、併せてお伝えします!

リストラされやすい看護師3つの特徴

知識・技術が浅い

かつては、7:1病床を維持するための人数合わせとして、「どんな看護師でも欲しい」と、経験に乏しく、知識や技術が浅い看護師を雇う病院が少なくありませんでした。
しかし7:1病床が減り、看護師が余る可能性がある今後は、もう人数合わせをする必要はありません。

わざわざ知識や技術が浅い看護師を雇う病院は減り、人件費を抑えるためにも、知識が豊富でスキルも高い少数精鋭ナースを雇いたがる病院が増えるでしょう。

看護師として生き残りたいなら、高度な治療や充実した教育を行う事業所で、プロフェッショナルとしての腕を磨くことをお薦めします。

勤務制限がある

「夜勤ができない」「土日は休みたい」「子供の体調不良で突然休む可能性がある」など、勤務制限がある看護師は、時間や曜日を問わず働ける人を求める病院からすれば、やや不都合と言えます。

夜勤ができない看護師を敬遠する病院は今も少なくありませんが、看護師の必要数が減る時代が来れば、勤務制限がある看護師のニーズはいっそう低くなるでしょう。

育児中で夜勤ができないなら、子供の預け先を確保して夜勤ができるようにする、土日のどちらかだけでも働くなど、なるべく制限なく働くための努力が、生き残るためには必要かもしれません。

向上心がない

スキルが高く、勤務制限もない、病院にとってより多くの利益をもたらす看護師。
これが、今後病院から求められ、生き残れる看護師だと考えられます。

「私は現状維持で良い」と、向上心を持たず漠然と仕事をしている人ほど、生き残り競争に負け、淘汰される可能性が高いです。患者が病院に、より良い医療技術やサービスを求める今、患者のニーズに合わせて、看護師も自分を成長させていく必要があります。

ここまで見てきたような、積極的な自己学習や働き方の見直しに加えて、より良いサービスのために接遇を強化するなど、常に向上し続けられる人が、将来看護師として生き残ることができるでしょう。

生き残るカギは「転職」と「自己の成長」

「思い当たる節がある・・・」と思った方も、大丈夫。大リストラ時代到来には、まだ時間があります。

将来に備えてスキルを磨きたい方は、教育が充実している病院への転職を考えてみては?
24時間託児所を完備している病院なら、育児中の方でも夜勤に入りやすいでしょう。
看護師としてもっと向上したい方は、認定看護師が多いなど、意識が高い職場への転職をお薦めします。

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新しい環境への旅立ちは、自分を高める大きなきっかけです。転職で今よりもっと成長し、どんな時代も生き残れるナースを目指しましょう。

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