診療科別看護師の仕事6選!給与や特徴、選び方は?整形外科・オペ室・美容外科など

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診療科ごとに違う給与体系

看護師の給与は、配属された診療科によって、少なからず差が出てくるようです。

診療科によっては、特殊な手当を看護師に支給する場合があり、そのような手当がつかない診療科で働く看護師に比べて、数万円の差がつくことも少なくないそうです。

ここでは、高給与が期待できる6つの診療科をご紹介します。

高給与が期待できる6つの診療科

透析

透析の仕事では、装置の操作や穿刺など、マスターするまでに時間がかかる、特殊なスキルが必要です。
職場によっては、1~5万円前後の「透析手当」「スキル手当」を支給する所も。

手当が加算されることで、日勤常勤で働く場合の平均年収350万円に対して、透析の看護師は日勤のみでも年収約400万円と、高給与を稼ぎ出せるのです。

ただし、透析を受ける患者の中には、生活制限によるストレスから、ナーバスになっている人も少なくありません。患者とのコミュニケーションが難しく、向き不向きが分かれる職場と言えそうです。

整形外科

患者からの評判がいい整形外科や、アスリートのチームドクターなどを担う整形外科では、定期的に来院する患者を確保できているため、事業所の収益が安定しています。

経営状態の安定は、看護師の年収にも反映され、高給与が期待できると言えるでしょう。
ただし、整形外科は専門的な知識が求められる上、忙しい職場が多いようです。

脳神経外科

脳神経外科を専門的に行う病院では、オペが多く、収益が高いという傾向があります。
病院に入る収益が多いため、看護師に還元される金額にも期待ができるようです。

また、他の診療科より緊急性が高い疾患が多いため、忙しく、残業も発生しやすいようです。
残業代がかさむことも、年収の高さにつながっていると言えるでしょう。

循環器科

実は、循環器系の診療費は他の診療科より割高に設定されています。
手術も多いため診療科の収益が高く、看護師へ還元される額にも期待ができるのです。

ただし、循環器科に搬送される患者は緊急性が高いケースが多く、忙しさは覚悟しなければなりません。
一刻一秒を争う現場で患者の命を救うためには、的確な判断力や迅速な行動も不可欠です。

多忙さや、高いスキルが要求されるために、年収を高く設定しているという側面もあるようです。

オペ室

診療報酬が高い大規模なオペを多く行うオペ室では、看護師の年収が高く設定されている傾向があります。特に、緊急性が高い脳神経外科や循環器科のオペが多い病院では、高給与が期待できるようです。

また、オペ室では「危険手当」や「待機手当」など、他の診療科にはない手当が支給されるため、病棟で働く看護師と比べて、給与に数万円の差が出る場合も少なくありません。

ただし、オペ室は休憩がほとんど取れないほど忙しい場合もあり、いくら年収が高くても、身体がもたないという悩みを持つ看護師も多いようです。

美容外科

美容系の診療科では、保険適用外の治療や処置を多く行います。
収益が高いため、看護師に還元される額も高額という傾向があるようです。

また、売り上げが好調な美容系クリニックなどでは、給与や賞与以外のプラスアルファとして、報奨金(高い所では10万円以上!)を支給する所もあります。

ただし、職場によっては営業ノルマを課すことで年収を高く設定し、給与の内訳を見ると大半がインセンティブ(ノルマを達成すると支払われる報酬)というケースもあるようです。

給与だけを見ず、総合的な職場探しを

気を付けてほしいことは、ここで紹介した診療科目が、全ての事業所で確実に高給与!というわけではないこと。給与の額には、診療科だけでなく、看護師自身の経歴や、病院の経営状態も大きく関係します。

上で見たように、高給与の裏には、残業が多く忙しいという側面があることも少なくありません。

給与だけではなく、残業時間や休日など他の条件も含めた総合的な職場探しが、良いワークライフバランスを保てる職場に転職するカギと言えそうです。

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