資格取得のススメ:がん性疼痛看護認定看護師

がん性疼痛看護認定看護師とは

がん性疼痛看護認定看護師は、1998年に認定看護師の特定分野として認められました。

  • 「お腹を殴られ続けるような痛みがある」
  • 「ベッドサイドのカーテンを引き裂きたいほど辛い」

このように激しいがん性疼痛に苦しむ患者に対して、がん性疼痛看護認定看護師は、薬物療法と看護ケアの適切な組み合わせを考案・実践することで、患者の苦痛を取り除く役割を担います。

具体的には、外来では在宅療養中の患者やその家族に対し、療養生活の過ごし方について提案を行ったり、薬物療法に伴う副作用の予防・ケアの指導などを行います。

また病棟では、他の認定看護師や医師ら医療スタッフと協力しながら、入院しているがん患者の苦痛が少しでも軽減するようサポートします。

患者に対するケアの他、院内の看護師への疼痛緩和指導といった教育も重要な仕事です。

がん性疼痛看護認定看護師のやりがい

痛みは主観的なもので、がんの痛みの辛さは患者にしか分かりません。
医師に思うように痛みを伝えられず、疼痛コントロールがうまくいかない患者も少なくないようです。

患者にしか分からない痛みを察し、適切なケアを考案・実践することが、がん性疼痛看護認定看護師の重要な役割。

ベッドで寝ていることが多かった患者の痛みがケアによって軽減し、散歩に出たり、座ってテレビを見られるようになった時、がん性疼痛看護認定看護師としてのやりがいをかみしめる人が多いようです。

がん性疼痛看護認定看護師になるには

がん性疼痛看護認定看護師になるには、日本看護協会の審査に合格する必要があります。
審査を受験するためには、5年以上の実務経験が必要です。

さらに、がん性疼痛看護認定看護師の専門領域での3年以上の実務研修が必要とされます。
実務研修内容の基準は、以下の3点です。

  • 通算3年以上、がん患者の看護実績があること。病棟での看護実績を有することが望ましい。
  • 病状の進行などに伴って生じる持続的な痛みを有するがん患者の看護を、5例以上担当した実績があること。
  • 現在、がん患者の多い病棟、外来、または在宅ケア領域で勤務していることが望ましい。

これらの条件を満たして初めて、日本看護協会が定める研修機関での教育を受けることができます。

養成課程で一定期間学んだ後、認定審査に合格できれば、登録手続きを経て、「がん性疼痛看護認定看護師」の資格を得られます。


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