看護師の給与明細の見方、キホンのキ

給与明細の中身、把握していますか?

毎月お手元に届いているであろう、給与明細。
「手取り額以外見ない」
「沢山手当が付いてるけど、それぞれの手当の意味をよく知らない」
中には、そんな方もいるかもしれません。

でも実は、給与明細には自分が働いた対価がどのように支払われているのか、何に使われる税金・保険料がどれくらい天引きされているのか、といった情報が盛り沢山!

ここでは、とても身近なのにいまいち中身を知らない給与明細の見方を、詳しく解説します!

これぞ給与の要!【基本給】

その名の通り、給与の基本部分のこと。
賞与や退職金が「○ヶ月分」と表記されている場合、この基本給がベースになっていることが多いです。
ちなみに、公立病院は民間病院に比べて基本給が高額な傾向があるようです。

あの手当にはこんな意味が!【各種手当】

  • 資格手当

看護師という資格に対して支払われる手当です。資格の種類の違いや、知識量の差などから、准看護師よりも正看護師の資格手当を高額に設定している場合が多いようです。

  • 調整手当

職務経験や職務内容により支給される手当です。職場によっては、残業代の一部として一律で支給する所や、転職前の給与額に近づけるために支給する場合もあります。

  • 残業手当

法定労働時間(原則1週40時間、1日8時間)を超えて労働した場合に支給される手当です。
【残業時間数×1時間あたりの賃金×1.25】で計算されます。

  • 危険手当

放射線下での業務など、リスクを負う業務に携わる場合に支給される手当です。
手術室勤務や精神科勤務の看護師にも支給されることがあります。

  • 地域手当

地域ごとの物価差を是正するために支給される手当です。
ちなみに、最高額は東京都で【基本給と各種手当の合計×18%】。次点は大阪市の15%です。

何のために天引きされてるの?【保険料と税金】

  • 健康保険

保険料は毎年4・5・6月の平均報酬額に保険料率を掛けて算出し、それを病院・施設と職員が半額ずつ負担します。健康保険に加入することで、医療費を3割負担に抑えることができます。

  • 厚生年金

保険料は毎年4・5・6月の平均報酬額に保険料率を掛けて算出し、それを病院・施設と職員が半額ずつ負担します。厚生年金に加入することで、老後に年金が支払われるだけでなく、自分に万一のことが起こった時の遺族の生活保障や、障害を負った時の保障もカバーされます。

  • 雇用保険

保険料は賃金総支給額に保険料率を掛けて算出し、雇用者が0.95%、被雇用者が0.6%負担します。
雇用保険に加入することで、失業した際の給付金や教育訓練給付金を受け取ることができます。

  • 介護保険

保険料は毎年4・5・6月の平均報酬額に保険料率を掛けて算出し、それを病院・施設と職員(満40歳以上の人のみ)が半額ずつ負担します。介護保険に加入することで、介護が必要と認定された時、費用の一部(原則10%)を支払えば介護サービスが利用できます。

  • 所得税

前年1月1日から12月31日までの所得(収入から必要経費や社会保険料を引いた残り)に応じて支払う税金です。毎月の給与から天引きされ、12月に1年間の所得が確定した時点で改めて計算し、過不足額を精算します(年末調整)。

  • 住民税

前年1月1日から12月31日までの所得に応じて支払う税金で、社会人2年目の6月から天引きされます。
徴収された税金は、地域行政を進めていくための財源となります。


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