資格取得のススメ:緩和ケア認定看護師

緩和ケア認定看護師とは

緩和ケア認定看護師は1998年に、認定看護師の特定分野として認められました。

主な仕事内容は、疼痛や呼吸困難、全身の倦怠感といった苦痛症状の緩和と、患者・家族の精神的苦痛を取り除く心のケア。

患者が最期を迎えるその時まで、その人らしく生きることができるよう、患者とのその家族の身体的・精神的なストレスをできる限り少なくしていくことが、緩和ケア認定看護師の役割の一つです。

また、院内のスタッフに対する指導や、緩和ケアの実践についての相談対応を行う場合もあります。

緩和ケア認定看護師のやりがい

緩和ケア認定看護師は、医師や薬剤師ら他職種とともに、その患者に最適なケアプランを考案します。

ケアによって痛みが軽減し患者やその家族に笑顔が戻ったり、苦痛なく安らかに最期を迎えられたとき、緩和ケア認定看護師の存在意義や、やりがいを感じることができるようです。

また、院内勉強会などを開催し、根拠に基づいた専門的知識をスタッフに還元することで、緩和ケアのレベル向上に貢献できることもやりがいの一つであるようです。

緩和ケア認定看護師になるには

緩和ケア認定看護師になるには、日本看護協会の審査に合格する必要があります。
審査を受験するためには、5年以上の実務経験が必要です。

さらに、緩和ケア認定看護師の専門領域での3年以上の実務研修が必要とされます。
実務研修内容の基準は、以下の3点です。

  • 通算3年以上、緩和ケアを受ける患者の多い病棟、または在宅ケア領域での看護実績があること。
  • 積極的治療が行われてから死に至るまでを通して、緩和ケアを受ける患者を5例以上担当した実績があること。
  • 現在、緩和ケアを受ける患者が多い病院、または在宅ケア領域で勤務していることが望ましい。

これらの条件を満たして初めて、日本看護協会が定める研修機関での教育を受けることができます。

養成課程で一定期間学んだ後、認定審査に合格できれば、登録手続きを経て、「緩和ケア認定看護師」の資格を取得できます。


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