人材紹介会社の面談の実態

何を話す?メリットは?面談の謎を解明

人材紹介会社を通じて転職する際に、必ず踏むステップが【担当キャリアパートナーとの面談】。 ただ、わざわざ時間を割いて面談をすることに対する不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。 そんな皆さんに、弊社の人材紹介サービス「ナース人材バンク」で行われている面談の雰囲気を感じていただくべく、面談の流れ、そして面談をきっかけに何が変わるのか、という点を以下で詳しくご紹介します。 面談で得られる「気付き」の大切さを少しでも感じていただければ幸いです!

面談の流れ 【きっかけ】【希望条件】そして【本当の転職理由】へ

弊社への登録後、即日・遅くとも翌日には、あなたの転職活動をお手伝いさせていただく担当キャリアパートナーから電話がかかり、その電話でいよいよ面談が始まります。

STEP1:退職理由と希望条件を伝える
  • 今の職場をどうして辞めたいと思ったのか?という、退職の【きっかけ】
  • 次の職場に何を求めるか?という、率直な【希望条件】

まずはこの2点をキャリアパートナーに伝えていただきます。 面談前に、ごくざっくりで良いので「今の職場への不満」「次の職場でどうなりたいか」といった点を考えておいていただけると、面談がスムーズに進みます。

STEP2:優先順位を改めて整理する

次に、キャリアパートナーとともに上の2点をより掘り下げ、給与の高さなどに目が行くあまり意識の下に埋もれてしまっている【本当の転職理由】を再認識する作業に入ります。 後ほど具体例を詳しくご紹介しますが、辞めたいきっかけと次の職場への希望条件の間にずれが生じているなど、本人としても何を優先すれば良いのか分からなくなっているケースが多くあります。 自分が一番優先したい条件を確認し、それに合致する職場を見つけるために、【きっかけ】と【希望条件】のすり合わせは不可欠なのです。

STEP3:本当の転職理由に合致する病院を紹介

早ければその電話で、また遅くとも翌日には【本当の転職理由】に合う病院を紹介します。 病院を紹介した後は見学や面接といったフローに移行するため、時間をかけて面談を行うのは基本的に最初の1回のみです。 面談に要する時間は、早ければ5分ほどですが、色々悩み相談をしているうちに30分程度かかってしまうことも。 ただ、親身に悩みを聞いてもらう良い機会でもあります。 それでは以下で、【きっかけ】【希望条件】のずれ、そしてそこから【本当の転職理由】をあぶり出すまでの流れを、事例を用いて解説していきます。

「ずれ」発生事例 Aさんの場合

稼ぎたいけど日勤・残業なしは譲れない?

転職者のAさんは開口一番、「今の職場よりも給料が良い所に転職したい」と切り出しました。つまり、転職の【きっかけ】は「今の職場の給料の低さ」。 ところが、次の職場に求める【希望条件】は「日勤で働けて、残業がほとんど発生しない所」だというのです。 給料アップのためには、夜勤に入ること、残業手当で稼ぐことはほぼ必須の条件ですが、Aさんは「それはできない」と譲りません。

本当の転職理由を認識することの大切さ

実はこのずれの背景には、Aさんがシングルマザーであるという事実が隠れていました。 子供一人を家に残して夜勤に入ることはできず、かといってお金がなければ生活が苦しい・・・そんな葛藤を抱えていたのです。 背景にある事情が分からなければ、キャリアパートナーは「夜勤も残業も多い、でもとにかく稼げる職場」を紹介していたかもしれません。 しかしすり合わせによって【本当の転職理由】を見出したことで、「家庭での時間を大切にでき、かつ今より少しでも給料を上げられる職場」という、Aさんにピッタリの職場を紹介できたのです。 ちなみに、キャリアパートナーがAさんに紹介したのは透析のお仕事。 日勤で働け、病院によっては「スキル手当」が支給されるため、お給料が比較的高いという特徴があります。 また透析の技術の習得は一生モノの財産になる点も魅力的です。

この例のように、面談によっていつのまにか生じていた矛盾やずれに気付き、【本当の転職理由】と合致した病院や働き方に出会えるケースは多くあります。 「何が嫌で、今後どうなりたいか?」まずはぼんやりとした考えで構いません。 そこから先をいかに引き出すかがキャリアパートナーの腕の見せ所です。

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