看護師の再就職手当キホンのキ

知らなきゃ損!再就職手当

「転職先が早めに決まった方には、そのお祝いとして数十万円を差し上げます!」
そんなおいしい話が現実にあるんです。
皆さんは、「再就職手当」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
再就職手当とは、雇用保険の失業手当を受け取れる資格のある人が再就職をした際、一定要件を満たしている場合に支給される手当です。
ただし、全ての失業者が失業手当を受け取れないのと同様、再就職手当も、転職先が決まれば無条件で支給されるものではありません。
この記事では、再就職手当を受け取るための資格、9つの条件、そして具体的な金額の話まで、分かりやすく解説します!

受給までの2つのハードル

受給の第一関門:そもそも失業保険の受給資格があるか?

転職のお祝い金的な位置づけである再就職手当ですが、そもそも失業保険の受給資格がなければ受け取ることはできません。
参考までに、失業保険の受給資格は以下の通り。
この条件を満たしたうえで、管轄のハローワークに申請しに行く必要があります。

  • 前の職場で雇用保険に6か月以上加入かつ1か月の出勤日数が14日以上
  • かつ

  • 失業状態にあること

ここで言う「失業状態」とは、働く意欲があり、就職活動をしているが決まらない状態のことを指します。
そのため「しばらくは充電期間として働きたくないけど、失業中だから手当がもらえるはず!」と思っていると痛い目にあいますのでご注意を!

受給の第二関門:受け取るための9つの条件をクリア

再就職手当受給のためには、以下9つの条件を全て満たす必要があります。

  • 再就職日の前日までで、失業手当の給付日数が総給付日数の3分の一以上かつ45日以上残っている
    ⇒【ちなみに給付日数が多く残っている=再就職が早いほど、もらえる金額もアップ】
  • 再就職先で1年以上の勤務が確かである
  • 7日間の待機期間を経たのちに再就職したこと
    ⇒【待機期間中は完全失業状態。アルバイトも×】
  • 3か月間の給付制限がある場合、給付制限が終了した後の最初の1か月間は、ハローワークや厚生労働大臣が許可した職業紹介事業者の転職斡旋で再就職したこと
    ⇒【給付制限の1か月を超えれば、ハローワーク等の紹介以外による就職でもOK】
  • 再就職先で雇用保険に加入すること
    ⇒【試用期間でも加入の権利あり】
  • 過去3年間で再就職手当・早期再就職支援金・常用就職支度金を受け取っていないこと
  • ハローワークへの求職申込以前に再就職が内定していないこと
    ⇒【ハローワークに行く前に就職先が決まっていると再就職手当受給対象外】
  • ハローワークで再就職手当の支給を確認するときに、再就職先を退職していない
    ⇒【すぐに辞めてしまった場合、受け取れないことも】
  • 再就職先が退職した前の会社ではない

気になる金額は?

さて、気になる手当の額ですが、以下のような式から算出されます。

  • 【失業手当日額×給付日数の残り×0.5】

(ちなみに【失業手当日額=退職前6ヶ月の賃金(ボーナス除く)÷180日×給付率】)
ちなみに給付日数の残りが総給付日数の3分の2以上だった場合は0.5の給付率が0.6に上がり、残りの日数が3分の1の場合よりも支給額が増えます。
以下、具体例を挙げて実際に計算してみましょう。

退職時の年齢45歳・ボーナスを除く退職前6ヶ月の賃金216万円・給付日数の残り50日(総給付日数90日とする)
まずは失業手当日額から計算します。
216万円÷180日×0.5=6000円⇒失業手当日額
次にいよいよ再就職手当の金額計算です。
6000円×50日×0.5=15万円⇒再就職手当
ちなみに支給残日数が70日の場合、
6000円×70日×0.6=25万2000円となり、実に10万円の差が!

失業状態が長く続くのは気持ちの面でも負担になります。
早めに内定を得て、お祝い金もしっかりいただく。そんな一石二鳥の転職を実現しましょう!

看護師の再就職手当について、もう少し詳しくはこちら→


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