【訪問看護への転職を検討している方必見】訪問看護ステーションリカバリー様スペシャルインタビュー~前編~

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看護師にとってあまり馴染みの無い訪問看護の世界。

実際に、弊社の人材紹介サービスを利用されたことのある看護師さんにアンケートを取ってみると、「ほとんど知らない」「よく知らないと回答した人」が過半数以上を占めています。

アンケート結果

(自社調べ。有効回答者数:1009名)

しかしながら、年々訪問看護ステーションは増加傾向にあり、働き方も多様化しています。

本記事では、訪問看護ステーションリカバリー様に、実際の業務内容・キャリア形成についてインタビューを行い、あまり馴染みのない訪問看護についてご紹介します。

本コンテンツは
第一章「訪問看護ステーションリカバリー様の概要と代表者様の訪問看護への思い」
・第二章「実際に現場で働かれている訪問看護師の実体験やエピソード」
の二部構成でお送りします。

訪問看護ステーションリカバリーについて

東京・新宿本社ビル

(東京・新宿本社ビル)

主な業務内容・勤務地について(本社・事業所)

訪問看護ステーションリカバリー(Recovery International株式会社)は東京・新宿に本社を構え、訪問看護・リハビリサービスを行っています。都内に6か所、地方4か所に訪問看護の拠点を展開しています。

訪問看護ステーションリカバリーでは、下記3つのミッション(理念)を掲げています。

もう一人のあたたかい家族
どんな時でも家族は常に傍にいる、そんな家族のような存在になって歩んでいく
在宅生活の安心を届ける
「24時間365日」対応できる体制となり、誰が対応しても「安心」を伝えられる
地域社会へ貢献
画一的なサービスの提供をすることで在宅死、健康寿命の延伸を図っていく

引用:
https://www.recovery-group.co.jp/company/

上記理念のもと、日々運営をしています。

訪問看護というワードにあまり聞きなれない方もいらっしゃるかと思います。
そもそも、訪問看護とは

「病気や障害を持った人が住み慣れた地域で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、医師の指示所のもとに、看護ケアを提供し、自立した生活を送れるように支援するサービス」
引用: https://www.recovery-group.co.jp/works/works01/

のことです。
日々の業務内容としては病院やクリニックと大きく変わりはありません

リカバリー東村山サテライト

(リカバリー東村山サテライト)

もう一人のあたたかい家族のような、存在

訪問看護ステーションリカバリーでは、『地域密着ナンバーワンの訪問看護ステーション』を目指すべく、以下のことに取り組んでいます。

24時間365日体制

在宅死の割合は地域によって最大2倍もの格差があると言われており、ご利用者のご家族から訪問看護ステーションへの死期切迫の連絡は日中が4割程度、それ以外の時間が6割というデータもあります。

こうした背景がありますが、様々な理由で24時間体制のステーションはまだまだ多くはないのが現状です。

しかし、訪問看護ステーションリカバリーでは、職員の働きやすさを守りつつ、自宅での療養を希望される方の願いにお応えできるよう、24時間365日体制を取っています。

健康寿命の延伸と自立支援の促進

本社内観2

訪問看護ステーションリカバリーでは、看護師とリハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)はほぼ同じ割合で在籍し、看護だけではなくQOL向上に寄与するリハビリ提供を行っています。

また各職種が同じフロアにフリーアドレスで仕事をしているため、同じ拠点・フロアにとどまらず、ITを使い様々な拠点で意見交換ができる環境を作っています。

働きやすい環境を作り続ける

24時間365日体制で、看護とリハビリの連携を保つには、医療従事者が働きやすいと思える環境の維持が必要不可欠です。

育休産後復職の実績もあり、正社員の時短勤務制度もあり、時間有休や残業は1分単位で支給など、制度が整っています。

また、残業は月平均9~10時間。家庭・育児と仕事を両立させながら活躍されているクルーが多く、働きやすさは社内の風土としても強く根付いています。

代表取締役社長挨拶

プロフィール

プロフィール

大河原 峻さん
手術室やICU、急性期病棟の看護師として7年勤務し、27歳の時に海外ボランティアに従事した経験を基に、2013年Recovery International株式会社を設立。

代表取締役社長を務めているだけではなく、自身も訪問看護師として7年のキャリアを持つ。

ご経歴

開業するまで

元々急性病棟の看護師として勤務。

公立病院、私立病院での勤務を経ていく中で、「訪問看護はキャリア10年以上無いといけない」「男性看護師は受け入れが悪いからやめたほうがいい」など周囲から言われ、自分のやりたい仕事を自問自答した際に、「患者様に寄り添う、医療職としてできることをしたい」と決意し、訪問看護ステーションリカバリーを設立。

看護師歴:9年

元々急性病棟の看護師として勤務。公立病院、私立病院での従事経験を持つ。

訪問看護歴:7年

30歳で訪問看護をはじめ、管理職も兼任。周りの管理者は女性でほとんどが50代以上。

キャリアが浅く、かつ男性ということもあり、周囲からの風当たりが強い中、24時間365日体制で訪問看護にあたった。

「もう一人のあたたかい家族のような、存在。」になる

Q.訪問看護をする上で大切にされていることはなんですか?

訪問看護をする上で、介護・看護方針を、担当看護師が家族の一員という立場に立って、寄り添う看護というのを大事にしています。

看護方針は担当看護師が決める

従来の訪問看護では、看護方針は管理者が決めていていることが多く、上司や先輩の意見に左右されて自分なりの看護をすることが難しい上に、意見の相違で揉めたり、上からの圧力がかかるなど、人間関係の悪化などにつながるケースがありました。

しかし、当社では基本的に担当看護師が看護方針を決めるので、働く看護師も悩むことなく看ることができ、やりがいも感じられます。看護的なことで間違っていればもちろんアドバイスをしますので、未経験でも安心です。

職場の雰囲気

Q. 職場の雰囲気はどのような感じですか?

コミュニケーションが密に取れるチーム体制

それぞれが目指している看護やリハビリを目指しつつ、上司や先輩方は手厚くコミュニケーションをとってくれます。時には過保護すぎる面も….。

特に上司の残業(月平均30時間)が多くなってしまうこともあり、業務の効率化も日々進めています。

看護師6名とリハビリ5名の計11名で1チーム体制を取ることを目指しており、看護とリハビリのバランスを取っています。

自分のタイミングで学習できる環境作り

訪問看護自体があまりポピュラーではないので、学びたい項目も看護師でそれぞれ。

そのため、月一回学びたい項目についてアンケートをとり勉強会を定期開催しています。

また、勉強会参加の機会を逃しても、クラウド上で過去回をバックアップしていつでも好きな時に学べる環境を用意しています。

訪問看護気になるポイントQ&A

利用者の主な疾患はなんですか?

医療保険では、神経系の疾患、新生物等が多く、介護保険では、脳血管疾患、筋骨格系及び結合組織の疾患が多いです。

指導体制やフォロー体制はどのようになっていますか?

他社に比べ比較的拠点数やスタッフの多い当社だからこそフォロー体制はしっかりしています。

同行期間は基本3ヶ月と設定して教育を進めますが、期間外でも不安な症例、ケアがあれば先輩や多職種と同行を行って知識や経験を積むことは可能です。

また、スタッフには社用スマートフォンを1台付与しているので、何か困ることがあれば、スマートフォンから電子カルテを閲覧したり、社内限定のチャットルームや電話ですぐに先輩や管理者に相談出来る環境は整えています。

指導体制は教育ガイドラインに則って1年間の研修計画や知識・技術のチェック、振り返りを行っています。

2年目以降は会社全体での社内研修をオンラインで配信、オンデマンドとしていつでもどこでも復習受講も可能です。

緊急訪問(出勤)の頻度はどのくらいですか?

拠点での利用者数や医療依存度にもよりますが、利用者数が多い且つ医療依存度の高い東京であれば1日平均1〜2回の緊急電話があり、うち緊急出動が必要な頻度は4分の1程度です。

月に1度も出動のない拠点もあります。

オンコールの対応は何名体制ですか?

東京であれば2020年5月現在13名で対応しています。
1日1名が基本体制ですが、オンコール対応にまだ慣れないスタッフには管理者やベテランのサポートをもらいながら2名体制で対応しています。
サポートの期間も設けておらず、個々人の能力に合わせて対応しています。

オンコールは事前に予測可能ですか?

おおよその予測は可能です。当社ではオンコールの統計を取っており、傾向は掴みやすいです。

また、予防も出来ます。私達が介入する日々の訪問時間以外をどうご利用者様・ご家族様が過ごすかが重要になります。そのために東京でのオンコール内容(電話相談、緊急訪問全て)は東京全拠点の全スタッフ(看護師・リハビリ職全て)に共有するようにしています。

そうすることによってオンコールを対応しない看護職やリハビリ職も日々のご利用者様・ご家族様への指導のポイントが理解出来るよう、教育としてもオンコール報告・共有を行っています。

子育てしながらでも勤務は可能ですか?

可能です。

ワークライフバランスを重視して出社時間や退社時間をお子さんの都合に合わせて時短勤務のスタッフも実際にいます。

また、子育てをされる方は基本的にオンコール従事の免除や土日祝日公休などの配慮も行っております。

今後の未来像

Q.今後の未来像についてお聞かせください。

職員が安心して働ける環境づくり

職員が安心して働ける環境づくりのために、以下のことに取り組んでいます。

IPO(株式上場)

訪問看護業界では、人手不足や資金繰りがうまくいかずに潰れてしまう会社が、見えないだけで実は多かったりします。

そのため、訪問看護で働きたい!と思っていても家族に反対されてしまったり、ご利用者様側からはサービス利用に不安を感じられてしまうケースもあります。

会社としては今後の大きな目標としては事業規模を拡大し、47都道府県にサービス展開することを考えています。

そのため、安定して継続的に訪問ステーションを経営していくことを一番大事にしています。

ご利用者様にとっても、働く職員にとっても安心してもらえるように、安定している経営の証としてまずはIPO(株式上場)を目指しています。

キャリアアップできる環境づくり

拡大と共にポジションを増やす

現状、管理職は10名以上マネジメントすることが難しく、会社の規模によってポジションの枠が限定されてしまっています。

今後、他地域への事業拡大とともに、ポジションを増やしていき、頑張った分だけ成果がもらえるような環境を整えていく予定です。

スペシャリストの強化

認定看護師、専門看護師などのスペシャリストが少なく、現在はほとんどがジェネラリストの看護師さんが多いため、今後スペシャリティを強化していきたいと考えています。

時代によるサービスの変化

今後展開として、時代に合わせて以下のサービスを実施・検討しています。

看護師向けメディアの運営

看護師としての自分、看護師としての生き方を大切にしてほしいという思いを込め、全ての看護師に向けて「ナーステート」というメディアを運営し、より良い働き方やキャリア形成に関する情報を発信しています。

ナーステート:https://nurstetho.com/
自費サービスの充実

最期を迎えるにあたって、利用者様の自己実現を叶えられるようなサービスを拡充していきたいと考えています。

訪問看護業界を盛り上げていきたい

個人のミッションとして訪問看護師を増やし、訪問看護業界を盛り上げられるよう引き続き頑張っていきたいと思います。

入社をご検討されている方へのメッセージをお願いします

プロフィール2

訪問看護ステーションリカバリーでは、訪問看護をやるのに経験年数は関係ないと考えています。実際に、入社時の90%以上が訪問看護未経験で、入社後のフォーローアップも充実しています。

裁量が大きく努力した分の成果が認められる環境ですので、初めての訪問看護でも不安が少なく、楽しく仕事をしていただけけるように取り組んでいます。

ナース人材バンクを利用して良かった点を教えてください

全国の採用支援に貢献

首都圏だけでなく、地方都市の採用支援も手厚い点ですね。
現在地方展開に苦戦しているのですが、地方に関しても多くの求職者の方をご紹介いただいているので助かっています。

担当者のレスが早い

レスが早い分、求職者を逃しづらくスムーズな印象です。
やはり、求職者様とのやり取りはスピード感が大事ですので、キャリアパートナーから求職者状況などについての情報共有が早いとありがたいですね。

意外と働きやすい!訪問看護

本記事では前編として、実際に訪問看護ステーションを運営されている代表様にインタビューをしつつ、実際に訪問看護における職場環境や訪問看護の良さをお届けしてきました。

あまり馴染みのない訪問看護ですが、実際にはキャリア形成もプライベートの両立もできる、働きやすい環境であることがわかりました。

次回は、実際に子育て中の母であり、ステーションのユニットリーダーをされている現役看護師の方に、訪問看護の具体的な働き方についてインタビューです。
後編もぜひご覧ください。

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訪問看護ステーションリカバリー(Recovery International株式会社)
本社所在地:東京都新宿区西新宿
代表取締役社長:大河原 峻
公式サイト:https://www.recovery-group.co.jp/

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