【看護師のリアル転職体験談 18】クリニック看護師→精神病院看護師へ

1.子育てに余裕ができ、給与の良い職場で働きたい!という理由から転職

転職の一番の理由はお金です。クリニックで午前診だけ働いていましたから、給料はパート程度しかありませんでした。看護学校を卒業した後は総合病院に勤めていたのですが、結婚して、子供ができると、育児と仕事との両立が難しくなり、転職をしました。

そのときは、違う病院の外来でパートをしていましたが、二人目の出産のとき、パートを続けるのが難しくなり退職をすることになりました。その後はしばらく専業主婦をしていました。

そして、末の子供が少し大きくなってくると、近所のクリニックで仕事を見つけて、また看護師として働きだしました。当時は、育児も忙しかったので、家のこと、子供のこと、仕事のこととそれなりに両立できていることで満足していました。

しかし、子供たちが大きくなり、手がかからなくなってきた今、少し時間を持て余すようになったのです。そんなころに、同年代の看護師の友人の話を聞きました。給料がそれなりに高いので羨ましくなってきました。そのようなことから、転職することを決めました。

2.前の医院を退職してから、新しい医院に転職するまでの流れ

STEP1:通勤できそうな病院をネットで調べる

転職は初めてではありませんでした。以前に転職した際は電話や広告を利用して転職先を探しました。近所のクリニックで働きたいと思った時には、直接に近所のクリニックに電話で問い合わせをして求人がないかを尋ねました。

今回は、クリニックでなく病院で働きたかったので、インターネットを利用して、通勤可能な病院を全て書き出すことから始めました。

STEP2:直接電話で確認をする

書き出した病院すべてに電話をしました。求人がないと言われた場合にはすぐに電話を切りましたが、看護師を募集しているという返事の時には、パンフレットを郵送してもらったり、電話で給料体系や福利厚生について詳しく説明してもらいました。

規模の大きい病院になると、だいたい人事や総務といった人が電話で答えてくれるので、聞きやすいということもあります。

STEP3:病院の決定

卒業してすぐは総合病院で働いていたのですが、数年で退職しています。その後は外来とクリニックですから、看護師としての経験はそこそこ長くても、大きな病院でバリバリ働いていくにはあまり自信がありませんでした。

ブランクのある看護師向けに研修をしてくれるという話は聞いたことがありますが、私のリストにあがった病院にはそういった研修を行う病院はありませんでした。結局、透析の専門病院と精神科の病院に絞りました。

透析や精神科というと、看護ケアは特殊になります。その分野での経験がない限り、スタート地点の違いが少ないと思ったのです。そして、まず、精神科の病院に面接をお願いする電話をすることにしてみました。

STEP4:辞めることを伝える

面接の日取りはすぐに決まり、面接もスムーズに終了しました。すぐにでも働いてほしいという話でしたが、クリニックにはまだ辞めることを話していなかったので、きりよく翌月からということでお願いし、了承してもらいました。

そして、クリニックには今月いっぱいで辞めることをすぐに伝えました。理由は子供が大きくなってきたので、昼間も空き時間なく働きたいということを話しました。比較的長く働いていたので、快く承諾してもらえました。

3.転職してみて感じたこと

転職は何度か経験していますが、辞めると言うときはいつも緊張します。特に嫌な思いをしたわけではないのですが、何度しても慣れるものではありません。お互いに微妙な雰囲気が流れる瞬間のような気がします。

転職そのものについては、転職する前にできるだけ、情報を集めることが大切なのではないでしょうか。人間関係や仕事のきつさは実際に働いてみなければわからないものです。でも、給料や福利厚生、休みの仕組みなどといった事前に調べることができます。できるだけ事前に確認しておくと、職場を選ぶ時にも困りません。

インターネットで調べることもできる場合がありますが、直接、電話をかけて聞いてみても良いと思います。面接時には面と向かって聞きにくいですが、電話ならまだ面接をするかも決めていない段階なので、気軽に何でも聞きやすいです。

4.転職してみて「良かったこと・悪かったこと」まとめ

◎良かったこと(1):給料があがった

給料にこだわって転職をしたので、当然なのですが、給料があがったことは一番良かったことです。クリニックでは午前診のみ仕事に出ていたので、パート程度の給料しかありません。一方で、転職先は病棟ですから、夜勤手当もしっかりもらえます。給料アップを実感できてうれしいです。

◎良かったこと(2):やりがいを感じる

年齢的に最後の転職だと考えました。子育ても終わりに近づいているので、仕事に力を入れることができます。リタイヤするまでしっかり働けるような職場に転職したかったという気持ちがありました。

クリニックはどうしてもキャリアを積むという感じではありません。今回は精神科です。長年クリニックで働いていましたが、十分やっていけそうですし、勉強にもなります。子供が離れたら専門看護師の資格の勉強をしてもいいなとも思っているほどです。

◎良かったこと(3):人間関係が悪くない

人間関係だけは転職前に知ることができません。前のクリニックでも働いている人や医師との関係は良好だったので、後悔したくないという気持ちがありました。もし、居心地の悪い職場であれば、すぐに再度転職しようと考えていました。働いてみると、働きやすい職場で、今のところ人間関係も良好です。

△悪かったこと(1):看護師としてのキャリアにはなりにくい

転職するのは最後のつもりで探しましたが、もし、何らかの事情でまた転職をしたくなったときに、精神科では不利になるのではないかと心配しています。年齢が若ければ、そんな心配は無用かもしれませんが、年齢が高くなると、やはりできるだけ経験が豊富な方が転職には有利だと思います。精神科で学ぶ看護ケアは精神患者にしか使えませんから、内科や外科といったメジャーな診療科で働いていた方がよかったかもしれないという気がしています。

△悪かったこと(2):通勤時間がかかる

クリニックで働いていた時は、通勤時間は自転車で5分でした。今は、車で30分かかります。以前は仕事開始の10分前に家を出れば十分に間に合う状態でしたが、今は早めに用意をしたり、帰宅にも時間がかかります。しかも、疲れているのに、また車の運転をするのもしんどいです。

△悪かったこと(3):夜勤がある

夜勤が久しぶりなのですが、思った以上に大変です。若い時には夜勤明けに遊びに行くことも珍しくなかったのに、今は夜勤明けに出かけることなど考えられません。次の日にも少し疲れが残ることもあります。

5.転職前にはできるだけ多くの情報を集める

3回の転職を経験して言えることですが、転職前にはできるだけ情報を集めておいた方がいいと思います。どの病院またはクリニックにしようか迷っているときに、十分な情報がないと、選択のしようがありません。

特に、給料や福利厚生は長く働くうえでとても大切です。奉仕をしているのではなく、給料をもらうために働いているのですから、給料がいくらであるかを尋ねることは決して悪いことではないと思っています。職場を最終的に選択するとき、情報は多ければ多いほど助かりますよ。


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