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看護師のクリニック勤務のメリット・デメリットは?仕事や年収、給与、人間関係、勤務時間、有給休暇は?
公開日:2021/9/29
最終更新日:2023/11/8
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メリットだけじゃないクリニック勤務
日勤だけで働ける、難しいスキルが要らなさそう、アットホームなイメージがあるなど、何となくメリットばかり思い浮かぶクリニック勤務。
しかし、実際にクリニックで働いている人からは、「そう甘くないよ」という声も・・・。
ここでは、皆さんのイメージを覆すかもしれない、クリニック勤務の5つの真実を解説します。
クリニック勤務のホントのところ
夜勤が無い分、給与は低め
日勤のみで働ける点はクリニックの魅力。しかし、夜勤手当が全く出ないとなると、高給与は望みにくいと言えます。
看護師全体の平均年収約は470万円程度ですが、クリニックの看護師の場合300万円程度。夜勤手当が無いことで、1.5倍もの差がついています。
また、クリニックでの看護師の給与は、院長先生又は院長夫人の采配や、その時の経営状態で変動しやすいようです。
「院長に気に入られれば給与アップ」「経営悪化で、去年まで出ていたボーナスが今年からゼロに」など、不透明な部分も。
スタッフが少なく、休みが取りにくい
クリニックに在籍する常勤の看護師は、平均2.2人。
1人でも抜けると他のスタッフに負担が掛るため、急な休みや有給が取りづらい場合もあるようです。
一方、「先週は火・木休みだったけど、今週は水・金休み」とシフト制で休みが一定しない病院と違って、クリニックは休診日に合わせた固定休。
「休みが固定なので、休日の予定を立てやすい」「規則正しく働ける」という声も。
業務量が多く、のんびり勤務はできない
クリニックでは、少ない人数の看護師で数十人、数百人の患者さんの対応をする必要があり、のんびり働けるとは言い難いようです。
また、規模が小さいクリニックでは、受付・事務専門のスタッフがいないため、看護師が受付や掃除・物品の購入などの雑務も、こなさなければいけない所もあります。
注射や点滴以外のスキルUPは難しい
看護以外の雑用が多いクリニックですが、医療行為は注射や点滴程度という所が少なくありません。
また、クリニカルラダーのような、しっかりした教育体制を整えている所もあまりないようです。
クリニックで長く働いても、注射や点滴以外のスキルが身につかず、「病院で働きたいのに、スキル不足で不採用」など、転職先の選択肢が狭まってしまう可能性もあります。
人間関係は、良くも悪くも密
クリニックはスタッフの人数が少ないため、人間関係が良くも悪くも密な傾向があります。
万が一誰かとの関係が悪化した場合、職場は針のむしろ状態。
部署異動などができないため、苦手な相手とも、毎日顔を合わさなければなりません。
一方、人間関係が良いクリニックでは、院長先生と家族ぐるみで付き合うなど、大所帯の病院にはない親密な関係を築けるようです。
優良クリニックの見分け方
少なからずデメリットがあるとはいえ、夜勤に入らず規則正しく働きたい方や、仕事と育児を両立させたい方、地域医療に貢献したい方などにはピッタリのクリニック勤務。
ご安心ください。全国には、待遇が良く人間関係も円満なクリニックが、少なからず存在します。
働きやすいクリニックかどうかを見極めるには、ある5つの項目をチェックするだけ。
詳しくは、こちらの記事をぜひご覧ください。
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