看護部長をご紹介します!
当院の看護部は、皿倉山が正面に見えるこの地で患者さんの回復期(亜急性期)から終末期の看護・介護を担っています。病名・病状・治療や処置によって入院可能な期間は異なりますが、入院が必要な方はできる限りお受け入れしたいと考えています。
皆さんのよく知る急性期病院と何が違うのか?
厚生労働省の決めた条件と合えば入院期間の制限がない(回復期は期限があります)ので比較的ゆっくり療養できます。設備やセラピストが充実しているので段階に応じたリハビリテーションが受けられます。
しかし、医療機器等の設備が不十分で診療科が限られているので、精密検査や濃厚治療は必要であれば急性期病院に依頼しなければなりません。そして何より、看護職員の配置基準が少なく定められています。
そのような状況で重要なのはチーム力だと痛感しています。
当院は職種間の垣根が低く、それぞれの医療スタッフが知恵と技を持ち寄って協力し合い一人一人の患者さんにとっての最善を尽くす、それが実践できるチームだと自負しています。
看護・介護職員はそのチームの一員として、昼夜を問わず最も患者さんの身近にいる医療スタッフとして、心身の変化に一早く気付き、患者さんを自分の大切な人と同様に思い遣り、ご家族の気持ちにも寄り添えるように、自分磨きをしていきたいと思います。
私は管理者であり看護師の先輩として、「いつでも手を差し伸べられる距離を保って、何もできなくても傍にいるだけでほっとする」そんな存在を育てるのが役割だと思っています。