院長をご紹介します!
≪院長 様≫
この度、2021年4月より病院長に就任いたしましたのでご挨拶申し上げます。
皆様には、常日頃より、小国公立病院へのご理解とご支援を賜りますことに、心よりお礼申し上げます。
当院は、昭和28年、国民健康保険病院(37床)として開設され、昭和45年、小国町外一ヶ町公立病院組合 小国公立病院となりました。小国町と南小国町で設立されている公立病院です。
平成11年、訪問看護ステーションと老人保健施設を併設。平成15年MRIや平成18年マンモグラフィ撮影装置を導入し、CTは都度更新され、現在64列の高速撮影ができます。平成27年電子カルテも導入、低炭素化設備も設置しました。救急告示病院でもあり救急車も365日受け入れています。
地域のかかりつけ医として、1日外来患者は約200人受診されます。現在常勤医師は7名ですが、熊本大学などに応援いただきながら13の診療科があります。入院病床は73床(一般41床、地域包括ケア病床32床)です。がん診療拠点病院と連携し、地域の癌診療も行います。特化した病棟はありませんが、要望に応じて緩和ケアも行います。
また、予防医療として、健診(小児、学校、職場、人間ドックなど)や予防接種にも力をいれています。前年には新型コロナウイルスに対する予防接種も始まりました。5月からは住民への接種にも協力しました。
次代を担う研修医の地域医療研修も行っており、多職種とともに充実した研修となるよう努めています。また在宅診療や開業医の先生や施設と在宅医療研究会も行い、認知症カフェなども共同運営しています。
以上のように、当院は、いくつもの役割を果たしています。国の「地域医療構想」では、医療機関の機能分化・連携を進めていく必要があるといわれていますが、今後も熊本県や医師会や他医療機関と協議しながら、住民の信頼に応えるべく、質の高い公平公正な医療を提供したいと存じます。
今後とも、ご指導、ご協力、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。