院長をご紹介します!
令和5年4月より、前院長の後任として筑後吉井こころホスピタルの院長を拝命し勤務しております。患者さんと地域の皆様に必要とされ、信頼される病院作りを引き続き行って参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
私が精神科医を志した当時、精神科医として描いたゴールは自ら理想とする精神科病院を地域に作ることでした。その臨床家としての思いは、40年たった今も変わっておりませんし、今回こうした機会が与えられたことを天命と感じております。これまで、私自身が歩んできた久里浜医療センター、肥前精神医療センター等での経験も活かしながら、このうきは市で次世代の精神科病院作りに取り組んで参りたいと思っております。
精神科病院は、ややもすると敷居が高く感じられ、気軽に相談や受診できる場所ではありませんでしたが、これからは精神疾患も予防と早期発見、早期治療が大切な時代になるものと考えています。私自身、この20数年間アルコール依存症の予防と早期介入、認知症の早期発見というテーマで臨床と研究活動を行い、依存症予防のためのHAPPYプログラムやDASHプログラムを開発、産業保健や地域精神保健領域での普及啓発に携わって参りました。
今後もこうした啓発、講演、予防活動を地域や職域で行うとともに、医療の手助けが必要な患者さんには、時にはこちらが出向き、適切な精神科医療を迅速に提供できる機動性のある患者さん中心の医療機関作りを目指したいと思っています。
精神科の病気も重症化する前に入院して休養を取ることが、結果として効果的、効率的に職場や家庭への復帰に繋がることも少なくありません。当院には自然豊かな風景が病室から見渡せるジャスミンと名付けられた休養に最適の病室もあります。ご活用ください。
まずは、どうぞお気軽にご相談下さい。ご家族のご相談も承っております。
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