
突然ですけど、看護師の働く場って意外と多いと思いませんか?
病院や診療所、訪問看護ステーションなどといった王道から、献血カーや入浴介助サービス、企業検診などなど挙げ出したら切りがないくらいさまざまなところで活躍していますよね。
働くところによって看護師の役割が違うように、働いている私達が感じる良い面、悪い面も当然その場その場で違ってきます。
今回は、病院に就職をすれば約70%(注:流風調べ)の人が配属されるであろう「病棟」で働いていてうれしかったことや嫌だったことについてを熱く語ってみたいと思います。やる気は充分。
病棟で働いていてうれしかったこと。
これはやっぱり「患者さんが無事に退院するとき」ですね(即答。 優等生的発言ですけど、こればかりは優等生になってしまいます。
患者さんにとって「生活の場」でもある病棟というのは、他のどこよりも患者さんとじっくり向き合い、日々関わっています。なので、「看護をしている」ということを、強くふかーく感じることができるところなんですね。
それが「病棟」ならではの醍醐味で、看護師として働く上ではすごくうれしいことじゃないかなあ、とフリーで働く私は最近しみじみ感じるようになりました。(←実際「病棟」で働いていたときは当たり前過ぎて気づきませんでした:汗。)
そんな「看護」のうれしさとはちょっと違うけれど、病棟で働いていてよかったなあと思うことは他にも結構あったりします。
「すべてが自分の勉強&経験になる」。
病棟では多くの症例や処置をみることができるので(注:病棟によって違いはあります。)、この経験が看護師をしていく上では本当に役に立ちます(きっぱり。私はICU(集中治療室)勤務が多かったのですけど、このICUでの経験が「私のすべて!」といっても過言ではないくらいで、すべてが血となり肉となりました。
あと、不規則勤務なので平日が休みということが結構多くて、平日しかできない手続き(振込とかお役所関係の色々)ができたり、ショッピングや映画などなど休日だとうんざりする人ごみを避けていくことができたりと、仕事とは関係ないところでの利点もありました。
…なんて、うれしい&よかったことばかりを前面に押し出すかのように語っていますけど、当然嫌だったこともたくさんあるんですよ(沈)
病棟で働いていて嫌だったこと。
何から語っていけばいいのかしら? なんて悩んでしまいそうですが:汗。 一番嫌だった…というか大きく頭を悩ませていたのはやっぱり「人間関係」。
これはどこでもあることですよね。今でこそ男性看護師も増えてきて、職場に男性がいることで人間関係もおだやかになったところがあるけれど、それでもまだまだ女性社会な看護職。特に病棟勤務だと、「夜勤」というとてつもなく辛い時間があるのです。
「夜勤」って、通常2、3人ですよね。そんな少人数で、しかも相手がすごく苦手(もしくは嫌い)な人だったら…って想像できます? もうね、こればかりは(自主規制)です(撃沈)
もちろん「人間関係良好」な病棟もあります。もしそんな病棟に巡りあったら、そこにとどまることを激しくオススメしたいと思います。(←察してください。
次に辛かったのが、病棟で働く限りは絶対避けることのできない「夜勤」。
これはもうどうすることもできないので、結局慣れるしかないんですよね:汗。 3交替だと日勤後にほんの数時間しか眠れないんですけど、そこで眠らなければほぼ徹夜と同じ状態に陥ってしまう。2交替も途中の仮眠(約1〜2時間)をさくっと眠っておかないと疲れ度がまったく違ってくる。なので、とにかく「すぐ眠れる身体作り」が夜勤を乗り切る最大のコツになってきます。逆に、睡眠をしっかり確保さえできれば、夜勤はかなり乗り切ることができるともいえたりするんですけど。
といっても、簡単にすぐ眠れる身体になるわけないですよね。私もあんまりすぐ眠れる人間じゃないので(しかも物音ですぐ起きてしまうタイプ)、眠る前にお風呂でゆっくり暖まったり、ホットミルクを飲んだり、リラックスできる音楽を流したり、アロマテラピーに頼ったりと、ありとあらゆることを駆使していました(苦笑)そういった中で、自分にとって熟睡できる即寝できる方法を身につけて、夜勤はうまく乗り切ることができていました。(やっぱり睡眠は大切)
あとは、失敗が取り返しのつかないことになる場合につながりやすいので緊張感をしいられること、日々勉強が必要になること、「死」を間近で看つづけないといけないこと…などといったことが働いていく上ではつきまとっていました。これらは「病棟」だから特別というわけでもなく、看護師として働いていたらずっとつきまとってくるものですよね。
あれもこれもと語りたいことはたくさんあるんですけど、語り出すととまらなくなってしまうので、今回はこの辺でおわりにしたいと思います(また機会があれば語りたいと思います)が、「病棟で働いていてうれしかったこと、嫌だったこと」、何となくでも想像できたでしょうか? 最後に。
嫌だったこともたくさんあるけれど、私はやっぱりまた「病棟」で働きたいなあと思っているし、まだ一度も病棟で働いたことがないという人には、ぜひ一度は「病棟看護」というものを味わって欲しいなあと思っていたりします。




