よるのおんな
夜勤に出かけるとき、必ず近所のおばあちゃんと出会う。
健康相談をされると面倒だから、看護師だとは言ってないし、
たぶん、よくわからないあやしい子だと思われてるなあ…。
今の勤務先は2交代勤務の病棟なので、
夜勤入り・夜勤明け・お休みで1セット。
2セット続くと6日間で出勤はたった2往復。
同じ出勤日数で日勤なら4往復。
通勤ラッシュとは無縁で、ちょっとお休みも増えた気分〜。
2セット続くと、間の休みが1日でも余裕で1泊旅行ができる。
ただ、人数が減ってくると、基本シフトがどんどん変更される…。
日勤・夜勤・夜勤・日勤とか。
夜勤の後の休日を削られると、太陽と逆の生活になってしまう。
これでも、個人的には3交代よりは楽。
2交代が導入され始めた頃は、圧倒的に反対意見が多かったけど、
最近は2交代であることが転職の条件の人も多い気がするなあ。
3交代では日勤・深夜・準夜のような残業したら寝る時間がないシフトや、
準夜・準夜や深夜・深夜のようなシフトでは、
自由の利かない半日くらいの無駄な時間が生じる。
通勤回数は変わらないし、引継ぎ回数が多いから時間が無駄。
物騒な世の中だから、夜間の通勤にはリスクも大きい。
経営側としても、夜勤手当や準夜のタクシー代金の節約効果があるから、
2交代を導入している病院は確実に増えてる。
2交代の最大の欠点は勤務時間が長いこと。
勤務前後の残業を含めると、17〜18時間程度は働くことになる。
休憩や仮眠は設定されてるけど、取れないことも多い。
早朝から引継ぎまでの時間はやや朦朧としていることもある。
事故の危険性も、3交代より多少高くなるような気もする。
長く2交代勤務をするには、仮眠休憩を取れることが前提だなあ。
そんな過酷な世界でも、中には夜勤専従看護師という人たちがいて、
1ヶ月で最大20日(10回)夜勤をする人や、
アルバイトと派遣を組み合わせてそれ以上の回数を
こなすスーパー看護師もいる。
がんばって働いて、留学・進学する人や、長期の海外旅行を趣味にしている
人が多いけど…、わたしにはムリだなあ。
自分の好きな働き方を選べるのも、この仕事の良さかなあ。
きっと、夜勤をしてると不規則な生活で体には悪いんだろうけど。
睡眠薬が手放せない同僚や、精神的に病んでしまった後輩を
何人もみてきた。
人間関係や責任のストレスの他に、不規則な生活も看護師のからだを
蝕んでいるような気がするなあ。
看護師ってもしかして平均余命が短いかも??
太く、短く、楽しく生きるタイプのひとが多いのかなあ〜。
ちょっと悲しいけど…。




