餌もらってる?
看護師は資格があれば、どこでも働ける。
だからこそ、人材は流動的になりがち。
新卒から定年まで同じ病院で働き続けるひとって、すごく珍しいだろうなあ。
お礼奉公がある時代なら、職場への定着率も良かっただろうけど、
最近は学校経営にかかる目先のコストを削減するために、
病院附属の看護学校は次々に閉校してるからなあ…。
代わりに大学の看護学部が乱立して、病院との関係が希薄な学生が増える〜。
それに、いわゆる「最近の若い者は…」というので、他職種と同じように新人の離職率は、とっても高かったりする。
大昔のように、すごく看護師に憧れて就職する人は少なくなっているようなかんじ。
ひとつの資格職として考えている人も多いんじゃないかなあ。
診療報酬と看護師の能力は全く関係ないから、人数さえ揃えばOK。
看護師はベテランでも新卒でもカウントは1人。
病院の経営的には若い看護師が多めで、管理能力のある年配者を少人数配置し、事故がないように適切な管理ができればベストだろうなあ。
同じなら人件費の安い若い看護師をたくさん採用したほうが有利。
そして、診療報酬の改定で看護師の配置人数が変わったから、看護師はいっぱい欲しい。
このごろ求人を見ていると、ほとんどの病院が求人合戦をしてる。
今ならどんな規模の病院だって入り放題!
でも、経営側って大事なことを忘れてる。
今勤務している人も看護師なんだけどなあ。
1人採用しても、2人辞めたら意味がない。
求人しても来ないからと、条件を豪華にしていくことで、現在の勤務者からの不満が
爆発することも十分考えておくべき。
釣った魚に餌をやらねば、魚は逃げてしまう〜。
魚はけっこうグルメでプライドが高く、気まぐれで集団意識が強い。
1匹逃げると、どんどん続いて逃げてゆく。
求人情報をみていると、大病院でも7:1の配置を達成できていないところが多い気がする。
あえていうなら、求人に一生懸命になるくらいなら、人材の流出を止める方がゼロから教育するより効率的かと。
人の出入りが多いと、毎回指導に費やす時間も無駄だし、不慣れな業務をすることで当然事故も増えるだろうなあ。コストと時間とリスクをもっと考えればいいのに。
まあ、実際は経営者って色々大変なんだろうなあ。
赤字経営の病院が溢れてるってことは、現実は甘くないんだろうなあ。
でも、ちょっと視点を変えて自分の業界を見てみると、おもしろい〜。





