二つのありがとう
仕事をしているとよく言われる言葉、「ありがとう」。
毎日、いろんな患者さんが何度も言ってくれます。
些細なことでも言ってくれると、とってもうれしい。
お金を払ってもらってる側なのに、こんなに感謝して貰える仕事って
そんなにないだろうなあ。
お互いに気持ちよく笑顔で過ごせる時間って、とってもステキ。
たまに、敵対的にうわべだけの感謝の言葉をぶつけられたり、
いわれのない暴言や暴力で返されることもあるけど…。
もうひとつ、仕事をしていて大事なのは同僚同士の「ありがとう」。
看護師の仕事は、勤務時間内に任せられた仕事を終わらせること。
多少の能力の差はあるけど、どの看護師でも主な業務は大体できる。
だから、ひまな人や余裕のある人が他人の仕事を手伝うのはよくあること。
もし、誰かに手伝ってもらったら、とりあえず「ありがとう」って言っておく。
たとえ些細なことでも、言っておいた方が人間関係がうまくいく。
手伝ってもらったことにすら気づかないこと、たとえば担当患者さんの
ナースコール対応してもらっていたとか、
他科受診の送迎をしてもらってたなんてよくあるから、
手伝って貰ったことに気づいたら「ありがとう。」って言っておく。
これには上下関係なく、新人に手伝ってもらったときでも同じ。
すごく些細なことでも、オーバーなくらい感謝しておいた方がいいかんじ。
あまり言わないと、陰口を叩かれることになる…。
そして、恩着せがましいのではなく、自分が手伝った業務について
相手に伝えることも大事。
ほんとは担当の看護師がするべき仕事に手を出すと、重複して薬を投与したり、
Drに2度指示を聞いてしまったりと、事故や業務の妨害を起こしかねない。
会話のない職場は事故のもと〜。
事故防止のために声を掛け合って〜。
といっても、新人のときは手伝い方がわからなかったり、
コワイ先輩に声を掛けることすらためらったり、
手伝ってもらったことに気づかなかったり、
結構大変だったなあ…。
たまに、絶対すべての仕事を自分でしたい人がいて、手伝うと感謝どころか
人の仕事を取らないでくれと怒られることもあったり…。
実は手伝うのもむずかしい…。
どの業界でも同じだろうけど、コミュニケーションって大事だなあ。
毎日、仕事を辞めずに続けられているのは、
たった5文字のことばのおかげかなあ?





