ちっちゃな敵
冬になったら、必ずニュースのネタになるとっても小さい奴。
目にも見えないのに、人間サマの細胞を壊してくれる奴。
そう、憎いインフルエンザウイルス!
最近はうわさのタミフル様のおかげで、重症化は少なくなったけど、
患者数は減らないなあ。
タミフル様はほんとに著効します。
すばらしい切れ味。スッキリ! ホレボレします〜。
副作用を強調した報道のせいで、情報に振り回されてるお母サマ方に、
小児への投与を拒否されることもあるけどね…。
患者の権利なんて言うんなら、勉強もしてくださいと言いたい。
子供が肺炎で死んだらどうするんだろ???
そんな子供やお年寄りを殺してしまうようなウイルスと、
職場では毎日濃厚接触してます…。病院って病原体の巣窟だなあ。
だからワクチン接種はしといた方が身のため。
今シーズンも早々に接種されました。
今の勤務先は職員無料接種なので、ありがたいんだけど、
痛い…じんわり痛い…腫れるし…かゆいし…。
まあ、これで迎撃ミサイルを搭載完了。
アタルモハッケ、アタラヌモハッケ。祈ろう。
今年は新型の脅威も叫ばれてるし、打って損はなさそう。
病院って非常にハイリスクな職場だなあ。
日常生活ではありえないほど濃厚な接触。
血液・体液など通常ありえない経路からの感染。
HIVも随分メジャーな感染症になりつつあるし、
C型肝炎は未だにワクチンないし…。
コワイ。
このごろ復活しつつあるのが「結核」。
肺炎だといわれた入院患者さんの喀痰培養採ってみた。
臨床検査科から慌てて電話。
「喀痰から結核菌検出しました!」って??
無防備で接触してたのに!すっごい咳してたよ!
病棟中大慌てで、感染対策マニュアル引っ張り出して、
個室隔離、専用マスク取り寄せて、転院先探して…。
こんなことが年に何度かあります。
お年寄りが多いけど、意外に若い患者さんも多いので、
ちょっとびっくり。みんな、結核感染するような弱い体にならないで。
結局は、体調管理に気をつけて、よく寝てよく食べて、
マニュアル遵守で感染事故を起こさずお仕事して、
必要なワクチン接種を心がけるのが大事。
でも、これが難しいんだなあ。
すべての厄介な病原体にワクチンが開発される日を心待ちにしてます〜。





