良い病院の見極め方 人間関係編

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その病院の人間関係は?

最近は男性看護師の活躍も目立ち始めていますが、看護師の職場と言えば、やはり女性が多いようです。
同性が多い職場は、良くも悪くも独特の人間関係が形成されがち。

人間関係のトラブルは離職の原因にもなりやすく、できれば避けたいものですが、
外から見ている分にはその病院の人間関係の良し悪しは分かりません。

そこで今回は、病院のHPや求人広告から読み取る「人間関係の良し悪しを見極めるポイント」をご紹介します。
「いざ入職したら人間関係がドロドロ・・・」そんな事態を防ぐためにも、転職活動中の方はお見逃しなく!

【見極めポイント①】ある程度規模が大きい病院か?

大学病院のような大規模病院はスタッフの人数が多いため、つかず離れずの程よい距離感を保ちやすいようです。
距離が近すぎない分、特定の誰かからターゲットにされる、といった事態は起こりにくい環境と言えるでしょう。

また、万が一関係が険悪になっても、配置転換など「逃げ場」が残されている点は大規模病院ならではです。

反対に、小規模病院はスタッフ数が少なく、お互いの距離も近いため、トラブルが起こると修復はなかなか困難。
「アットホームな職場」が売りの病院もありますが、アットホームだからこそプライベートに立ち入られるという点も。

周りに気を遣うあまり気疲れしやすい方や、仕事とプライベートの区別をはっきりつけたい方には、
小規模病院はおすすめしにくいかもしれません。

【見極めポイント②】どの年代の看護師もまんべんなく働いているか?

例えば、40代・50代のベテラン看護師ばかりの病院は、新卒や若手が定着しづらい傾向があるとも考えられます。
また、年齢層がベテランに偏っている上に離職率も低い病院は、長年その病院に勤めている看護師がお局様化している可能性も。

どの年代も働いている病院は、どんな人にとっても働きやすい病院と言い換えることができるのではないでしょうか。
募集要項や求人広告を見る際は、是非スタッフの平均年齢や年齢分布も参考にしてみてください。

【見極めポイント③】その職場は自分が求める環境と一致するか?

例えば、小さいお子さんをお持ちの方が、子持ちの看護師が少なく、育児に理解のない病院に就職したとします。
お察しの通り、「自分が求める環境(育児と両立しやすい環境)」と「転職先の環境(育児に理解がない)」が一致していません。

「定時で帰ると嫌な顔をされる」「子供の体調不良で突発的に休むと嫌味を言われる」という出来事が重なった結果、「嫌な人ばっかりで人間関係が最悪」という印象につながりやすいのです。
環境の不一致が人間関係の悪さに置き換えられています。

ポイント①②のような、働いている人が良い人かどうか?という見極めは大切です。
しかしそれだけに注目せず、自分はどういう環境で働きたいのか?新しい職場ではその希望を叶えられるのか?という点も併せて確認しておきましょう。

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